ストレッチの使い分け…動的ストレッチと静的ストレッチ

筋を伸ばすストレッチには色々と身体にプラスの効果が期待できます。
しかし、それぞれの目的に合った種類・方法を選択しないと十分な効果が期待できません。

反動はだめ?何秒伸ばすの?

ここではそのストレッチの種類と効果を紹介していきます。

ストレッチの種類

静的ストレッチ
スタティックストレッチ
→反動を使わずに伸ばす方法

動的ストレッチ
ダイナミックストレッチ
バリスティックストレッチ
→反動を利用して行う方法

それぞれのストレッチの効果

静的ストレッチ
一般的にイメージされているストレッチ

目的
可動域の向上・老廃物を流す
作用
血行促進・乳酸の除去・副交感神経の活性化(リラックス効果や眠気を促す)


動的ストレッチ
ラジオ体操やサッカーのブラジル体操など

目的

可動域の拡大・運動中のパフォーマンスUP

作用

神経系のスイッチON・体温を上げる
身体が力を発揮する準備をする

まとめ

怪我を防ぐという目的では、静的ストレッチに効果はないという結果がさまざまな研究で出てきています。
静的ストレッチは筋肉の柔軟性を高める働きには一定の効果を発揮しますが、一方では興奮が抑えられ力発揮は落ちてしまいます。
その為、運動前は動的ストレッチを行うことがすすめられます。
運動後は、疲労した筋肉の回復を促し心身ともにリラックスすることができる静的ストレッチがすすめられます。
また、静的ストレッチはマッサージなどと比べると柔軟性に対しての即効性は劣りますが、効果が出ると持続しやすいという特徴を持っている為、日々の生活の中でうまく習慣化することが効果的です。

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